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2013年11月 1日 (金)

2013年10月の読書

2013年10月の読書

引き続き10月に読んだ本の一覧です。

「1日1冊」くらいの気合いで翻訳書以外を中心に読んでみたのですが、思っていたより読めませんでした~。^_^;;; 『卵をめぐる祖父の戦争』はもう少し前に読んだので読んだ本の数から削除。
読んだ本の数:14冊
読了日:10月31日 著者:スティーヴンキング
壮大な物語の幕開け。翻訳が素晴らしい。シャープで、贅肉がそぎ落とされていて、格調高くて。キングの原文に寄り添っているんだろうなあ。すてき。

晩年 (新潮文庫)晩年 (新潮文庫)
読了日:10月30日 著者:太宰治
つ、つらかった……。

女優オードリー・ヘップバーン (こんな生き方がしたい)女優オードリー・ヘップバーン (こんな生き方がしたい)
読了日:10月25日 著者:古屋美登里
本書の3分の2はバリー・パリス著/永井淳さん翻訳の「オードリー・ヘップバーン(上)」とほぼ同じです。パリス版の余計な枝葉(同時代の俳優などの長い記述)をバッサリ落とし分かりやすくまとめた感じです。オードリーの一生が簡潔な文章で書かれています(パリス版の原著は脇道に逸れすぎですが、永井淳さんの翻訳は格調高く分かりやすく素晴らしいです)。
読了日:10月24日 著者:北野圭介
「ローマの休日」の見所やトリビアネタをマニアックに扱った著書と期待しましたが違ったかも……。 「足先の演技」や「なぜアン王女は宮殿に戻ったか」などの解説、同世代のスター、グレース・ケリーやマリリン・モンローとの比較は面白いです。 しかし著者の「映画論」のような部分や、別作品の男性俳優に関する長い記述は「ローマの休日」とは関係ないのでは? 途中から読み飛ばしました。著者の映画論や映画に対する知識は分かりますが、贅肉は思い切ってそぎ落として欲しかったです。   
読了日:10月24日 著者:バリー・パリス
ヘップバーンの幼少期から一人目の息子が生まれるまでの激動の人生。無名時代の描写が秀逸。アンネ・フランクと同じ年に生まれ、同じ時期にオランダで過ごしたヘップバーンはドイツ占領下で過酷な生活を送っていた。そのときの辛い経験がのちに「アンネの日記」出演を断る理由のひとつになったとか。 訳文が素晴らしいです。この翻訳でなければ上巻読めませんでした、というほど原著の周辺情報が多すぎます。あちこち飛びすぎ。 ただ苗字の表記はパラマウントの表記に合わせて「ヘプバーン」がいいかなあ~。

読了日:10月21日 著者:鈴木光司
詳細な設定がリアルな恐怖を生む。爽快。

こころ (新潮文庫)こころ (新潮文庫)
読了日:10月19日 著者:夏目漱石
情緒たっぷりの文章は、読んでいて不思議と宮崎駿の世界と重なりました。

限りなく透明に近いブルー (講談社文庫 む 3-1)限りなく透明に近いブルー (講談社文庫 む 3-1)
読了日:10月17日 著者:村上龍
過激な「トレイン・スポッティング」、みたいな退廃的な匂い。今でこそ、そう珍しくない世界観かもしれないけど、70年代に発表された当時は衝撃だったろうなー。

黒い雨 (新潮文庫)黒い雨 (新潮文庫
読了日:10月16日 著者:井伏鱒二
日記や手紙、手記といった形でピカドンの様子が描かれる。ひたすら繰り返される火傷、遺体、ハエ、ウジ、火傷、遺体、ハエ、ウジの描写。

絹の変容 (集英社文庫)絹の変容 (集英社文庫)
読了日:10月11日 著者:篠田節子
面白かった! 異常な耐性を備えた芋虫が街を飲み込む様子は、映画「アウトブレイク」並の大迫力。
安っぽいパニック映画みたく全国に話を広げるよりも、一部の地域で起きたことを濃密に描写した点がよかった!

人間失格 (新潮文庫 (た-2-5))人間失格 (新潮文庫 (た-2-5))
読了日:10月9日 著者:太宰治
面白い! 生きる責任からひたすら逃げ続けた言い訳ナル男の女遍歴、というのが第一印象。でも解説を読んで驚愕! 人間、純粋すぎるとこうなっちゃうってこと!? 

かわいそうだね?かわいそうだね?
読了日:10月8日 著者:綿矢りさ
「かわいそうだね?」の本編中に出てくる英語と本人の解釈する日本語がツボ。面白かった!

卵をめぐる祖父の戦争 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1838)卵をめぐる祖父の戦争 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1838)
読了日:10月7日 著者:デイヴィッド・ベニオフ

タイトルのセンスがいい。
描写がリアル。「黒い雨」を読んだあとで、また読みたくなりました。
あ、読み終わったのは10月じゃなくてもう少し前だった。
(11/1感想)
くっすん大黒 (文春文庫)くっすん大黒 (文春文庫)
読了日:10月6日 著者:町田康
面白い!落語みたいにテンポのいい地の文にクソ野郎とクソ女たちの会話が乱れ飛ぶ。あっぱれ! 車内で読んでいて笑いを必死にこらえたのは「パタリロ」以来だ。

新潮 2013年 10月号 [雑誌]新潮 2013年 10月号 [雑誌]
読了日:10月5日 著者
太田靖久「コモンセンス」。面白い! 現実に潜む、湿気の高い恐怖が迫る。スティーヴン・キングを読みたくなった。設定に一部ムリがあるかも、というご意見も聞きましたが、私はこれ、大好き。
著者と一緒に「体験」できました。
インスタレーション好きな人、興味ある人に是非読んでもらいた~い。

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