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2012年10月10日 (水)

救世主キリスト聖堂(Храм Христа Спасителя)

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広いヴォルホンカ通りに面して建てられた、金色と白色の美しい聖堂が「救世主キリスト聖堂」です。多くの観光施設や聖堂とは異なり、こちらでは内部の撮影が禁止されています。

【聖堂の歴史と特徴】
・ロシア革命後、宗教弾圧にさらされスターリンの命令で破壊される(1931年)
・ソ連崩壊後、再建される(2000年)
・内部はロシア正教会の象徴「イコン」が一面に施されている
・天井には三位一体(父と子と聖霊)の象徴が描かれている
・上空から見たとき、聖堂は十字の形をしている

※聖堂には十字架の形と長方形があるようです。見学した聖堂の多くは「十字架型」でした。
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【ロシアの宗教弾圧】
ロシアでは革命後に宗教弾圧がありました。帰国後に調べたところ、予想を遙かに上回る規模だと分かりました。レーニン-スターリン-フルシチョフと時代を経るあいだに、主教から聖職者まで数千人が弾圧され、ロシア正教は壊滅的なダメージを受けたと言われています。

詳細は「ロシア正教の千年―聖と俗のはざまで」を読んだのち、改めて書きたいと思います。

【聖堂の特徴:イコン】
ロシアの教会を訪ねて必ず目にするのが、壁一面に描かれた「イコン」です。正教会の宗教画はイコンと呼ばれ、手法はモザイク画やフレスコ画など。床から天井までを覆い尽くすように4~5段で描かれています。


日本正教会の解説によれば、イコンとはギリシャ語で形や像の意味を持つとのこと。

【感想】
宗教弾圧から解放された人々のエネルギーを感じる聖堂です。荘厳な雰囲気に圧倒されます。信者がひっきりなしに訪れ、次々と蝋燭に火を灯し、祈りを捧げています。入り口の左手には四角い燭台があるのですが、ガイドさんによると死者を追悼するための特別な燭台だということでした。

【髪を隠す】
女性の信者は髪を隠す必要があるようで、聖堂を訪れる女性たちは皆、スカーフやマフラーで頭を覆っていました。私はとくに何もしませんでしたが、気になる方はスカーフを持参し、に髪を隠す必要があるかどうか、ガイドさん聞くといいかもしれません。

※その他の参考:
「地球の歩き方ロシア 2012-2013」/現地ガイドさんのお話


ロシア旅行記:その他の項目はこちらから

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