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2010年11月27日 (土)

舞台「ドラキュラ」(スタジオライフ)

【あらすじ】
ロンドンでルーシーという1人の女性が謎の死を遂げる。その女性は首筋に針で刺したような傷跡があり、体内からは血液が失われていた。衰弱していく彼女を前に、親友のミナや医師たちはなすすべもなかった。
その頃、ミナの婚約者ジョナサンは地所の取引で東欧のトランシルヴァニアの古城を訪れていた。古城にはドラキュラ伯爵が暮らしており、彼の暮らしは謎に包まれていた。
ブラムストーカー原作。倉田淳、脚本・演出。R(ロッシュ)チームを鑑賞。

【感想】※ネタバレを含みます
曽世海司さんがドラキュラ伯爵を演じるということで、Rチームを観ると決めていました。前回公演の「ドラキュラ」はDVDで観ていましたがナマの迫力は比較にならないほどすごい。それに曽世版ドラキュラは過去の彼自身も含めて、誰よりもすばらしかった。
近年は映画「ぼくのエリ」や「トワイライト」シリーズ、ドラマ「トゥルー・ブラッド」など大変なバンパイア・ブームです。「バフィー」の復活企画もあるとか。彼らの多くは美しく、そして繊細な心の持ち主です。
一方、曽世さんの演じるドラキュラ伯爵も妖艶で繊細な心を持っています。映画やドラマで描かれるバンパイアと同じく妖しく悲しげで孤独感が漂っています。ただし前出の映画やドラマとは1つ決定的な違いがあります。それは決してナイーブな存在ではないということ。そこが新鮮でした。
曽世版バンパイアは人を寄せつけない威厳に満ちています。ごくたまに悲しみの表情を浮かべますが、目つきはもはや人ではありません。彼は数百年という時のなかで繰り返し、愛する人々の死に直面してきた、まさしく異形の存在です。ワイヤーアクションなど派手な演出はありませんでしたが、長いマントをはためかせる曽世さんの姿は飛んでいるように見えました。舞台が狭いなと感じるくらい、すばらしかった。
欲を言えばスタジオライフきっての実力派、山本芳樹さん、林勇輔さん、山﨑康一さんと共演して欲しかった!

●公式サイト
http://www.studio-life.com/stage/dracula2010/index.html

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