« 映画「Traitor」 | トップページ | STUDIO LIFE曽世海司さん »

2008年4月26日 (土)

STUDIO LIFE「夏の夜の夢」

ウィリアム・シェイクスピア作の代表的な喜劇。

【あらすじ】
妖精の王オーベロンと女王ティターニアは、かねてよりいがみ合い、森でののしりあう日々を過ごしていた。ある日、オーベロンは口の減らないティターニアをギャフンを言わせようと、子飼いの妖精パックを使ってあるイタズラを仕掛ける。そこへ相思相愛のカップル、一方通行の想いに胸を焦がす男女、村人が訪れたことから、とんでもない騒動が巻き起こり……。

男性だけの劇団STUDIO LIFEによる楽しい舞台。ほぼ満席。
STUDIO LIFEの舞台では、1つの演目を複数のチーム(配役)で演じます。今回はLuna(ルナ)、Diana(ディアナ)の2チームがあります。まずはLunaで鑑賞。予備知識なく行ってみたらビックリ! ミュージカル仕立てでした。

【印象深い出演者】
・林勇輔さん(女王ティターニア):
おばちゃんを演じたら天下一品。歌にもダンスにもキレあり! 映画「プリシラ」に相通じる華アリ!

・坂本岳大さん(ヘレナ):
劇団昴出身の俳優さんだけあってホントにお上手。「ロミオ&ジュリエット」のときの「チャイナに行っちゃいナ」ばりのギャグが冴えてました。グーグーグー!

・曽世海司さん(ライサンダー):
つくづく声の素敵な俳優さんだ。シェイクスピア作品なので、曽世さんの情緒溢れる長ゼリフを楽しみにしていったのだが、思ったよりも出番が少なく残念。長ゼリフは曽世さんと山本芳樹さん(Dianaチーム主演)が抜きん出てスゴイ。二人が語ると情景が鮮やかに広がるのです。二人芝居やってくれ~。

・三上俊さん(豆の花):
声がすっごくよくなった。少女漫画から抜け出したような容姿とは裏腹に、たまに鼻に抜けちゃうヘンテコ声が残念だった。でも今回はそれがなかった。毎度パンフレットを見て思うけど、被写体になったときの存在感はすごい。

・山崎康一さん(ボトム):
これぞ芝居! 王道を感じるセリフ回し!

【感想】
前作プロデュース公演「カリフォルニア物語」に比べて統一感があり100倍よかった。ここ1年半ほどSTUDIO LIFEの演目はほとんど観ているけど、今回は歌にダンスにと要素が盛りだくさんで楽しかった!

ただ、聞き取れないセリフがあって残念だった。本人は同じセリフを何百回も言っているので分かっている。でも、観客は初めてその芝居に触れるのでセリフのお尻が息ばっかりになったり、滑舌が悪かったりすると聞き取れないし伝わらない。
これって「翻訳者は原文の意味が分かっているけど、読んでいる人に伝わってない」みたいなのと似てるのかな~と思いました。いくら素敵な訳文が含まれていても、基本ができてない訳文はダメみたいな……。情熱タップリのお芝居は観たい。でもそれ以前に聞き取れるセリフでお芝居を観たい。ついでに言うと個人的には顔の綺麗度(人気度)は二の次でいい。

●「夏の夜の夢」サイト
http://www.studio-life.com/stage/natsu2008/index.html

●STUDIO LIFE公式サイト
http://www.studio-life.com/

|

お芝居」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/511357/40997177

この記事へのトラックバック一覧です: STUDIO LIFE「夏の夜の夢」:

コメント

コメントを書く




コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。